『痛みをとることは作業であって、喜びを与える事が仕事』

この度、平成２８年8月4日　矢板市片岡に新規開院することとなりました。ここまでくるまでに、妻には一人で3人の子供達をみながら家事、育児と夜遅くまで家の事をまかせっきりとなり大変な思いだったと思います。妻がいて可愛い子供達がいたからこそ、ここまでこれたと思っております。本当に妻には感謝しております。
前職場の加藤院長には技術はもちろんですが、整骨院としての立場からのアプローチや、人としての人間力、治療家として一番大切な事を教わりました。

また、たくさんの方に支えられ協力があったからこその今があり、この恵まれた環境に感謝してもしきれません。
この気持ちを忘れず、自分の得てきたものを整骨院という立場を生かしながら、地域の皆様に信頼とコミュニケーションのできる場を提供していきたいと思っております。
整形外科での勤務と整骨院で働いた経験と知識を生かし本気で5年、１０年先を見据えた治療をしたいと思っております。

整骨院や整形外科に通った方ならば、よく「運動して下さい」「筋トレしましょう」「ストレッチしてください」と言われてきた方が多いかと思います。その場（痛みのある時）の時はやってくれる方が多いですが、自宅に帰ればやらない方が圧倒的に多いと感じました。
また慢性腰痛の方は何度も腰をいためて来院されたり、日常生活で腰の不安や身体のトラブルを抱えながら生活している方が多いです。これは痛みだすと、痛みがとれても人の身体は痛みがあった時の姿勢や動作を癖として残してしまいます。痛みがとれても、本来の使うべき筋肉や正しい姿勢をとれてるわけではないので（代償動作といって本来使う筋肉じゃないところでカラダを動かしています）、カラダのゆがみがうまれ姿勢が悪くなり別なとこに障害を受け痛みがでたり、しだいにおっくうになり動く事がへり筋肉量も減り、転んで寝たきりと・・・
だれもがそんな風にはなりたくはないし、質の高い生活を送りたいと思ってるはずです。
得意とする運動療法で代償動作をおさえつつ、正しいフォーム、正しいカラダの使い方を、身につけさせ、よりアクティブになってもらいたいと思い、運動専用のスペースをつくりました。
整形外科で「骨は問題ない」とか注射や飲み薬だけの方、「歳のせい」にされた方とか、そんな方はとくに力になれるのではないかと思っております。
最後にわたし自身も７歳（女の子）、５歳（男の子）、３歳（男の子）と三児の父親でもあります。育児が想像以上に肉体的、精神的にも大変である事がわかり少しでも子育て中の方の力になれたらと思いキッズスペースも設けました。
育児は３６５日、24時間とおんぶにだっこや授乳などつらい姿勢、思い通りにいかないストレスと肉体的にも精神的にも疲労がたまりやすいです。いくら体力のある方でも限界があると感じました。疲労がたまればケガや体調を崩す事にもなります。そんな体力を使うママさんこそ少しでも楽になってもらい、子供から目を離せる環境をつくりリラックスしてもらえればなと思います。
そして身体をケアした後は一緒に子育てを楽しんでいきましょう！