腸のおはなし　その３｜矢板市の整骨院

2022/10/31ダイエットブログボディメイク栄養指導

腸のおはなし　その３

皆さんこんにちは！むとう整骨院です✨

いつもブログをご覧いただきありがとうございます(^O^)／

今日は、腸のおはなしその３ということで、６つある腸の働きの残りの２つである『ホルモン合成』『排除』についてお話していきます👍

【ホルモン合成】

皆さんは腸でもホルモンが作られていることをご存じでしょうか？

実は……、脳内情報伝達ホルモンのセロトニンやドーパミンは腸でも作られているんです！びっくりですよね😲❕

腸で作られるホルモンの割合はこのくらいです→→→セロトニン９０％、ドーパミン５０％です！！！

セロトニンに関しては９０％が腸でできているなんて驚きですね。また、どちらも感情を司るホルモンでとても大切なホルモンになります。

そもそもホルモンとは…？

情報を伝達する物質で身体の内外で起こったことを各器官に情報を伝え、身体の様々な働きを調整する化学物質のことを指します。

『セロトニン』

精神を安定させてくれます。別名幸せホルモンとも言われています。

『ドーパミン』

やる気や幸福感に関わるホルモンです。

腸の中では、人間の細胞と腸内細菌が協力して、様々なホルモンを作っています。腸内環境が良くないと、ホルモンが作られないためメンタル面に影響を及ぼします。最近なんだかイライラする、気持ちが落ち着かない、すぐ不安な気持ちになる等の症状はもしかすると腸内環境が原因の可能性も考えられます。

腸内環境を整えることで、消化吸収が効率よく行われるだけでなく、精神の安定にもつながります♪

まとめると、腸が上手く働かない＝ホルモンが作れない＝精神疾患を患いやすくなるとイメージしていただけると分かりやすいかと思います！腸が第２の脳と言われる理由が分かりますね👏

【身体に不必要な物の排除】

消化管は口～肛門までひと繋ぎになっているため、『内なる外』と言われるほど抗原と関わる場所が多い器官です。特に様々なものを吸収する腸は、有害な物質を体に入れないために免疫細胞が豊富に存在しています。

前回のブログでお話したように、腸には体内の免疫細胞が７０％も集合していましたよね。その７０％もの免疫細胞が病原菌やウイルスから身体を守ってくれています👍

私たち人間は食べたもので出来ているため、身体に有害な物は腸（免疫細胞）が排除してくれます！！！

詳しく見ていくと…

腸内でも多くの免疫機能の働きを担っているのがパイエル板（小腸の下の方にある）と呼ばれる器官です。パイエル板の外側には免疫細胞が存在し、異物を発見すると樹状細胞に情報が伝達され、ヘルパーＴ細胞（免疫の指令塔）に異物の情報を渡し、Ｂ細胞（抗体を作る）が活動し始めます。するとＢ細胞が抗体を作り、異物を攻撃することができるようになります。

このようにして、異物を攻撃して身体に入り込めないようにしています。この働きのおかげで私たちは病原菌やウイルスから守られているんです！！！！身体に必要な物と不必要なもを仕分けてくれているのも腸の重要な役割の１つですね！

３回に分けて６つの腸の働きを説明してきましたがいかがでしたでしょうか？

腸は消化や吸収だけではないんです！！腸内環境が整っていれば、心も身体も元気ですが、腸内環境が悪ければ心身ともにダメージを受けてしまいます。今後のブログでもお伝えしますが、腸内環境は食生活以外にも悪くする要因はいくつもあります。ストレスや運動不足でもなり得ます。食生活は気にしているけど、腸の調子が悪いならストレスがかかりすぎている可能性も考えられます。まずは、ご自身の生活習慣を振り返ってみて原因を見つけるところから始めてみると改善への近道になるかもしれませんね♪

当院では血液検査データや健康診断結果を元に栄養指導を行っています！食事内容や身体の不調等のお悩みに合わせて一緒にお食事面のサポートをさせていただきます！！この機会にぜひ一緒に健康な身体を目指していきませんか？？☆彡

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